炉台設置





レンガ300個、登場!
ベルギーレンガのホワイト。すべて同じ形ではなく、一つ一つ形が違う歪さに惚れ込んで選びました。さて、これがどうなる?




ダルマストーブ用の炉壁を、レンガで作ります!
この床も、自分たちで必死に石を運んで作った力作です。

レンガって、こういう積み方すると信じて疑ったことがなかったんです。



が、

こっちが正解!
うそーん!衝撃でした。この厚みがあって初めて、優れた断熱効果が得られるんだそうです。こりゃ、たくさんいる・・・けど、火事になってはたまりません。もちろん安全優先で施工します。


炉壁の、下地の下地。
下地のボードを固定するための地板を壁に固定。


こっちが本当の下地。消石灰、珪藻土、石綿を練り合わせた通称「ケイカル板」、正式名称は珪酸カルシウム板です。耐火性に優れた、かる〜い板です。


レンガさん入浴中。
モルタルでレンガ同士をくっつけるのですが、レンガが乾いたままだと上手くくっついてくれません。なので、予めレンガに十分な水を含ませておきます。


さて積んでいきます。これが以外と難しい・・・隙間、傾き、モルタルの量・・・上まで積み終わる頃に上手になれそうです。
レンガとケイカル板は、ピッタリくっつけてはいけません。空気の流れる層を作るために、2~3センチの隙間をあけてレンガを積んでいきます。


途中に何カ所か、釘などを使って壁とレンガをつなぐアンカーを作ります。これによって、レンガ倒壊のリスクが減ります。


一番上まで積みました!


炉台の主役、ダルマストーブが到着。SHOEI社の一番大きい8号というサイズです。
決して、外で遊んでいるわけではありません!新品のダルマストーブを購入した場合、最初のうち数回は、火を入れると塗料が燃えるイヤ〜なニオイが・・・。始めから室内で焚いてしまうと、そのニオイが家についてなかなか取れなくなるのだそう。なので、塗料のニオイが薄くなるまで、屋外で燃やすのが◎。


それと同時に、煙突の取り付けをします。
壁に正方形の穴をあけ、煙突サイズの丸い穴をあけたケイカル板(不燃材)をはめ込みます。煙突はかなり熱くなるので、壁にそのまま丸い穴を開けないでくださいね!火事の元です。


煙突の外側です。倒れないように、支え金具と針金で何カ所も固定します。
上に伸びる煙突が長ければ長いほど、ドラフト効果が強まってよく燃えます。


炉台にストーブが鎮座!
これで暖かい冬が過ごせる・・・かな?